ヨンマル blog

家族で直した赤いヨンマル。

[作業記録] ウィンカーリターンピンの取り付け

純正のとは違うハンドルをつけたくてボスを引っ張り出してきたのだが、ウィンカーリターンピンがついてなかったので取り付けようと思う。

市販のボスにある穴ではヨンマルに適応しないので、ボスに新たに穴を開けてピンを刺します。f:id:sam_03:20240329215542j:image

これは、純正のハンドル。こんな感じで上下に2つピンが刺さっていました。穴芯芯24-25mm、ピン直径2.5mm。f:id:sam_03:20240329215826j:image

まずは、ピンを作ります。本当は上の純正ハンドルから取りたかったのですが、サビがひどく全然取れず断念。新たに買うことも考えましたが、結局何かが刺さっていればいいんでしょ、と製作することにしました。

材料はこちら、六角レンチ。φ2強の六角レンチ(規格とか知らん)はニッパーの強化版(名前忘れた)でなんとか切断できました。f:id:sam_03:20240329220435j:image

今回はこちらをリターンピンとして利用します。

では、次はボスに穴を開けていきましょう!2mmのドリルで穴を開けます。このボスは、上にゴムの層、下に金属の層があり、それぞれで回転速度を調整してやると上手に開いてくれます。なお、金属のほんの少し外側にゴムがあるらしく、ドリルがまっすぐでないと金属から滑って、斜めにゴムを掘ってしまうので注意。

僕もやらかしてしまったので、ピンそのものを曲げて実質まっすぐにしました。

そして完成したのがこちら。f:id:sam_03:20240329220921j:image

新たに開けられた穴がたくさんありますが、2度ほど失敗したためです。つまり失敗は成功の母、というわけです😗

1度目はハンドルの中心線とピン穴の中心線がずれてしまって失敗。2度目は途中でドリルの刃が折れてしまって失敗。手持ち最後の2mmの刃を折ってしまったので、ピンも2mm強のものから2.5mm強のものに変更。もう一度六角レンチから作りました。さすがに2.5mm強のものはニッパーの強化版でも切れず、グラインダーで切りました。

まだちゃんとウィンカーが戻るかは試してないのであれですが、意外と簡単にウィンカーリターンピンはつけることができました。めでたしめでたし...

[忘備録] タイヤ交換

タイヤ交換の仕方をここに書き残します。

今日スタッドレスからノーマルへタイヤ交換をしたのでその写真を交えて説明します。

f:id:sam_03:20240322202459j:image1. はじめに、十字レンチを使ってナットを全て緩めます。


f:id:sam_03:20240322202502j:image2. 次に、ジャッキアップします。片側ずつ上げたいのでリーフの下に当てています。

 ジャッキアップできたら、ナットを外してタイヤを交換します。タイヤを持ち上げる時は腰を入れると持ちやすくなります。


f:id:sam_03:20240322202506j:image3. タイヤを持ち上げながらボルトに合わせるのが大変な時は、十字レンチを使ってテコの原理で持ち上げ、穴を合わせるとよいです。

f:id:sam_03:20240322202510j:image4. 十字レンチで締めて、最後にトルクレンチでチェックすればタイヤ交換完了です。

 今回トルクレンチは 110 に合わせました。

5. タイヤ交換が終わったら空気圧を見ましょう。だいぶ空気が抜けていたので入れ直しました。規定空気圧はその車種ごとにあるらしいです。さらにタイヤの大きさで適当な空気圧は変化します。

 ランクル40の規定空気圧は空車時で前2.00 後2.00、積車時で前2.00 後2.80だと取扱書で見ました。

 

 今回交換したタイヤは回転方向が固定でないものなので気にしませんでしたが、回転方向が決まっているものがあるのでマークを見落とさないようにしましょう。

 また、オフセットの値にも注意しましょう。スペーサーを噛ませないと当たってしまう場合があります。ホイールを見るか、一度組んでからタイヤを回してみてください。当たる場合は シャー といかにも当たってますよという音がします。

[作業記録] ブレーキ関係(ブレーキラインとホイールシリンダ)

車検を受けるためにランクル車屋さんに預けたのだが、荷台から降りるときに急にブレーキがスカスカになったらしい。見てもらうと、フロントのブレーキラインからオイル漏れ。経年劣化なのだろうか。もしそうだとしたら、運転中に破れなくてよかった... ガレージ奥に転がっているTMおちゃんの昔のホーシングからブレーキラインを頂戴した。f:id:sam_03:20240302211636j:imageブレーキラインのナットを緩める時はこのような専用の工具を使うべきらしい。普通のスパナでは力がかかる点が2点になって1点あたりにかかる力が大きくなってすぐに舐めてしまうが、この工具なら5点に分散させることができるから安全に緩められるのだ。実際に普通のスパナでもやってみたのだが、確かに少し舐めてしまった。スパナでもできなくはないが専用工具の方が安心だ。ラスペネをたっぷり吹きかけ、工具で緩める。やっぱり道具は大事だなぁ。

そして、ホイールシリンダが固着しているかもしれないと言うので、同じホーシングからホイールシリンダを取り外して掃除しておいた。f:id:sam_03:20240302211705j:imageぐりぐりしてブレーキシューを外し、ホイールシリンダを外す。ブレーキラインを外したいが、ボルトの頭が邪魔なので対角に2つ外す。f:id:sam_03:20240302211722j:imageこの時に全てのボルトを外してしまうと、ブレーキラインを緩める時にシリンダが一緒に回ってしまうので2本は固定用に残す。そしてブレーキラインを専用工具(/スパナ)で外す。この際にブレーキオイルが出てくるので、何か手を保護しながら作業をした方が良い。ブレーキオイルを触ると、手が痒くなるらしい。残りの2本のボルトも外して、プラハンで叩くとホイールシリンダを取り出せた。さて、ホイールシリンダを分解していこう。

f:id:sam_03:20240302211819j:imageはじめにギアをロックしているネジを外す。とてもよく締まっているので、ここで名前のわからない工具が登場。f:id:sam_03:20240302211841j:imageハンマーでお尻を叩くと任意の方向に先が回ってくれて、強い力で回すことができるのだ。持つべきものは道具である。(どうやらこのシリンダ、新旧で少し変更点があるらしく、新しものにのみこのネジに座金がついていた。)ゴムを指で摘んで隙間を作り、そこからゴムを外す。ブレーキシューのキャッチはキュッキュと回して引っ張ると簡単に外れる。そして、中にあるパッキンはオイルが入る穴からエアーを吹くとポンッと外れる。手で塞ぎながら上手に両方外しましょう。f:id:sam_03:20240302211907j:imageばらせたところで、それぞれの部品を磨いていく。だいぶキレイだったが、適当に放置されていたこともあって(再利用するとは思わなかっただろうし)サビが出ているモノもあった。保管する時にはシリンダ内部をオイルで満たすべきだな。内部はピカールで丁寧に磨き、ブレーキシューのキャッチはワイヤブラシで磨いてピカールで仕上げた。これらを外した手順と逆に組んで完成!(説明雑)f:id:sam_03:20240302211920j:image

[作業記録] ブレーキワイヤーの交換

サイドブレーキのワイヤーが届いたので、早速付け替えて行く!もうここまではお手のもの。ちょちょいのちょいだ。f:id:sam_03:20240302212200j:image

こちらが新しいブレーキワイヤー。f:id:sam_03:20240302212217j:imageうーん、ピッカピカ!ワイヤー根本の輪っかをラジペンで頑張って外し、シュルシュルっと本体からワイヤーを外す。新しいワイヤーを入れて新しい輪っかをはめ、またまたラジペンで頑張る。f:id:sam_03:20240302212454j:image

はい完成!f:id:sam_03:20240302212505j:imageそして室内にワイヤーを通して、ここねここ。これがめっちゃ大変。f:id:sam_03:20240302212537j:imageここもラジペンで頑張るのみ。これ自分でできたっけな。めっちゃ格闘してもできんくてR司にお願いした気もする。

試しにサイドを引いてみると、う〜ん最高!完璧な効きだ。

[作業記録] ホーンが鳴らない原因が判明!+細々としたこと

昨日、新しく作ったステイめがけてホーンの配線を延長したのだが、どうもホーンがならなかった。そこで原因を探るべくテスターでどこが導通しているのかを確認した。f:id:sam_03:20240302210225j:image結果、異常なし。しっかりとホーンの端子まで電気は来ていて、どうやらホーンが悪いらしい。ホーン単体で鳴ることは以前確認済みなのだが、しばらく経ってどこかおかしくなったのだろうか。中の仕組みまではわからないので、なんとも言えない。ホーンスイッチを押すとホーンの中から「カチッ」というスイッチがONになるような音がしていたので、やっぱり壊れたのかな...と他のホーンをステイに取り付けて試すもうまくいかず。もしかしてステイが車体アースされてなくて鳴らないのか、と思いステイから外しボルトにくっつけて試すも鳴らず。何がいけないんだろうと他のホーンを眺めていると...f:id:sam_03:20240302210326j:image「あれ?もしかして、真ん中のマイナス付きのボルトのしょめ具合が関係してるのか?」と気づく。これが大正解だった。まだ完全にはわかっていないのだが、このボルトをどこまで入れるかで振動する部分の振動できる幅が決まるよう。奥まで回すと振動部がボルトで固定され、振動できなくなって音が鳴らないのだ。僕はそれを知らなかったので、ステイに取り付ける際適当に奥まで回してしまっていたのだろう。しかし、これの面白いところが、奥まで回す意外にも、ボルトが入っていない、もしくは一定の位置まで回さなかった場合にもホーンは鳴らないのだ。どういう仕組みなのだろうか、全く以って不思議である。さらに、高音のホーンと低音のホーンで適切なボルトの位置も変わってくる。低音はナットからひとヤマ出るくらい、高音はナットからみヤマ出るくらい。


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ホーン毎に高音、低音は決まっているらしいし、この違いは振動数にでも関係するのか?振幅ではないだろうし... まさかこんな絶妙な調整が必要だとは思いもしなかった。どう調節しても低音の音が振動チックというか何というか、スマホのバイブレーションみたいな音でカッコ悪いのだが仕方がない。僕には改善する方法がわからないので一旦鳴るだけで満足しよう。最後に線を蛇腹でまとめて完成!f:id:sam_03:20240302210657j:image

その後、ラジエター下のアンダーガードを取り付けた。これがまた厄介で、デフの出っ張りが邪魔で全然素直に入っていってくれない。完全に知恵の輪状態でいろいろと向きを変えてみたり、差し込む場所を変えてみたりするもなかなか越えられない。最後は少し無理やりに押し込んで何とかセットできた。f:id:sam_03:20240302210736j:image

ついでに、パワステのラインステイとそれを留めるボルトが錆びていたので、磨いて黒で塗装した。f:id:sam_03:20240302211055j:image細かいことだが、これだけでスッキリして見えるようになった。f:id:sam_03:20240302211046j:image

そして、外気を取り入れるところのアミアミをつけ忘れていたので取り付ける。スイッチから外さなければならないのかと思っていたら、ワイヤーがフタから簡単に取り外すことができて、超お手軽だった。f:id:sam_03:20240302211341j:imagef:id:sam_03:20240302211344j:imageうん、ちゃんとしてる感がでたな。

[作業記録] ホーンの配線延長とフレームの錆落とし

以前外してそのままにしていたアンダーガードを取り付けようと下に潜ると、フレームが結構錆びていた。サビが見えていなくとも塗装が浮き上がったりしていたので、サビを落としてしまうことに。まずはリフトで車を作業しやすい高さまで上げる。そしてコンセントから電気を取れるインパクトにアタッチメントをつけ、大方のサビを落とす。サビが固まっているところはハンマーで叩いて落とした。細かいところはワイヤーブラシで磨いたりもしたが、大変なので全体的に軽くしか落としていない。だいたいできたら、ジンクリッチを塗り、その上から黒を吹いた。f:id:sam_03:20240213003320j:image

次にホーンの配線を伸ばす作業を。ホーンに接続するカプラーの替えを持っていなかったので、カプラーはそのまま、間に線を継ぎ足して伸ばすことに。そこで、圧着不要ですぐに線同士を繋げられる差し込みコネクターを検討したのだが、どうも屋外での使用は御法度らしく断念。バネで線を挟んで固定するようで、屋外だとそのバネが腐敗して線が抜けてしまうらしい。ヨンマルはそれに加えて大きな振動が常にかかるため、差し込みコネクターは使わない方がいいだろうと判断した。そのため、だいぶ面倒だが、計16ヶ所にギボシ端子を取り付けて延長させることに。被覆カッターの先が簡易圧着できるような形状になっており、それとラジオペンチを使って圧着した。f:id:sam_03:20240213003353j:image本体側はメス。カプラーを使い回すため、真ん中にギボシオスーギボシメスの線を足した。f:id:sam_03:20240213003408j:imageそして、すべての工程が終了し、いざ端子をはめようとすると、本体側の端子のうち一つが間違ってオスになっていた。f:id:sam_03:20240213003425j:imageうわっ面倒くさ、と思いながらも根元で切ってメスを付け直す。ホーン側はよくわからないマークが付いていたので、直感で左はアースっぽいと思ったのでその通りに繋いでみた。f:id:sam_03:20240213003443j:imageそしてホーンボタンを押すと、ピカッ、ヒューズボックスが一瞬光った。どうやらホーンの線に過電流が流れたようだ。なんでかな、ヘッドライトとかのカプラーを抜いてたからかな、とか思って全部はめ直し、ヒューズを交換してもう一度ホーンボタンを押す。ピカッ、またもやホーンのヒューズが飛んだ。f:id:sam_03:20240213003643j:imageどういうことやろ、と思いながら色々探っていると、あれ?ここに入ってたヒューズ 5Aやんか、と。本来ホーンのヒューズは 15Aである。交換したヒューズは元々入っていたものと同じものを入れたので、ずっと前から 5Aのヒューズが生きたまま入っていたことになる。確かにホーンなんて鳴らす機会滅多にないし、一度も使われないまま今までやってきたのだろう。

しかしながら、ヒューズを 15Aに変えても、ホーンのつける線(緑赤と緑黄がある)を入れ変えてもホーンはならない。ホーンボタンは押した時にうっすらと光っているのが見えた(夜に作業していた)ので、そこまでは電気は来ているのだろう。となると今日伸ばした線あたりが怪しいのか?自分ではわからないので、また見てもらうとしよう。

[作業記録] いろいろと仕上げ

今日は細々とした作業を。昨日から進めていたサンバイザーの位置上げを助手席側も作り、形を整えて設置。f:id:sam_03:20240210221502j:imageこの形を整える作業になかなかの時間をかけた。それだけあって、昨日よりも出来栄えに納得はいっている。こんな感じね。ついでにボディに傷がつかないようにゴムも作った。サンバイザーの上がり具合も結構いい感じ。外からの見た目を気にして、もう数mm上げたい気もしなくはないが。


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そして以前冷却水のリザーブタンクの位置を変えたせいで、ラジエターとタンクを繋ぐホースの長さが足りなくなっていたのを改善した。f:id:sam_03:20240210221601j:image同じホースは転がっていた(ヨンマルの部品はじいちゃんのガレージにいっぱい眠っている笑)のでそれを使い、間にアルミパイプを入れて繋げた。このリザーブタンク、冷却水がいっぱいになった時に外に捨てる用のホースが付いているものと付いていないものがあるよう。どっちの方がいいのだろうか。

同じ理由で移転されたホーンのステイの仕上げも行った。長かった部分を切ってサンダーがけ。最後に80番のペーパーサンダーをあてて塗装した。f:id:sam_03:20240210221617j:image

 

作業中に撮ったいい感じの写真↓f:id:sam_03:20240210221647j:imageこのエンブレムがセクシーなんだわ。内張は黒のLX仕様のヨンマルから頂戴した。残念ながらその子はもう売られてしまった。

 

今日は午前中にじいちゃんの手伝いをしたから(ボランティアではない...!)ヨンマルに関する出来事はこのくらい。

明日はパパ(呼び方は気にしてくれるな)のナナマル(再販76)とじいちゃんのヨンマルで雪山を走りに行く。なので明日はお休み。

 

車検に向けて、TMおちゃんがセンタードラムのワイヤーを頼んでくれるみたい。1.3万円するようだ。高いね,,, とてもありがたい。ワイヤーを変えたらすぐに車検に出せるよう、他の内装の電気系統などを仕上げていかねば。