ヨンマル blog

家族で直した赤いヨンマル。

[作業記録] サイドの不調原因が判明!+ホーンステイの製作

ホーンステイの製作に取りかかった。いい感じの鉄板の切れ端があったので、長さを測ってカットし使うことに。f:id:sam_03:20240209123911j:image複雑な曲げ加工が必要だったので、ガスで炙ってもらいつつハンマーで叩いて曲げた。そのままだと全然曲がってくれなかったのが、炙ると手でも曲げられるほど柔らかくなる。ただ、手だけで曲げるとRが大きくなってしまうので最後はハンマーでしっかり曲げる。f:id:sam_03:20240209123936j:image最後にモンキーで曲がり具合を調整すると、想像通りの理想の形に仕上がった。f:id:sam_03:20240209124017j:image

そして次はホーン自身をはめるステイ作り。これとさっき作ったステイを合体させる。ホーンの薄いボルトがしっかり締まるよう、薄めでかつそれなりの強度な鉄板を選ぶ。f:id:sam_03:20240209124035j:image先に穴を開けて、グラインダーで欲しい大きさにカットした。その後直角のZ型に曲げ加工。曲げながら気づいたが、もう少し強度があった方が良かったかもしれない。特に穴を開けた辺りが応力が集中するのかすぐに変に曲がってしまった。ちゃんとホーンを固定してくれるだろうか。今日のホーンステイの製作はここで終了。f:id:sam_03:20240209124120j:image

夜からはサイドブレーキの原因を探りながらブレーキシューの交換。一番大きな原因は、ワイヤーカバーの入り口にワイヤーが擦れて被膜が破れていたことだと思う。ヨレた被膜が段差を作り、入り口に引っかかっていたのだろう。f:id:sam_03:20240209124545j:image

また、もしかするとバネそのものも弱くなっていて、超えられる段差も越えられなくなっているのかもしれない。とりあえずカッターで段差を取り除き、中をクリーナーとエアーで掃除したが、そこまで汚れている様子もなかった。そしてブレーキシューを交換し、組みつけ直した。f:id:sam_03:20240209124601j:image

実際に動かしてみると、サイドの効きはバッチリ。どんな坂道でも止まれるんじゃないかという程にいい効きだった。しかし、何度か上げ下げしていると被膜の段に引っかかったのかワイヤーが全く戻らず、レバーを下げた時の勢いでレバーのガイドから外れてしまう程だった。やはりあのワイヤーでは厳しかったのかもしれない。正直もっと綺麗に被膜の段を取っていればなどと考えてしまうが、そもそも被膜が破れている時点であれだし、取り除けてもまたいつ新たに破れるか心配になるので、新品を発注する方向で考えている。